RECRUIT MAGAZINE 採用マガジン
2023.04.14
  • ストーリー

「ここなら働けそう!」──インターンを経て入社した新卒者が本音で語る、SMITの実態

2021年に住友重機械イオンテクノロジー株式会社(以下、SMIT)に新卒採用で入社し、2023年現在入社3年目となる若手社員の川村 敦輝と中原 瑳衣子。インターンシップで出会い、同じ開発部評価分析グループに配属された2人が、SMITに入社を決めた理由と評価分析職についての魅力を語ります。

SMITと出会ったきっかけは、学生時代に参加したインターン

▲大学在学時の論文発表会

まずは、簡単に自己紹介をお願いします。


川村「私は大阪府出身です。大学、大学院と進学し、その中で半導体材料についての研究をしていました。SMITには2021年に新卒社員として入社しました。現在は、開発部の評価分析グループに所属しています」

中原「私は福岡県出身です。九州内の大学から関東の大学院へと進学しました。大学院では素粒子実験物理学を専攻していました。川村と同期で入社し、同じ評価分析グループで働いています」


どのようにしてSMITのことを知りましたか?


川村「学部生だったころに自動車部に所属していたんですが、当時の先輩の中にSMITの内定者がいました。そして、私が大学院1年生のときに、その先輩から夏のインターンシップの案内をもらって、なんとなくの気持ちで参加してみたのがきっかけです(笑)」

中原「私がSMITについて初めて知ったのは、大学で行われた合同企業説明会のときでした。住友重機械工業の方が来ていて、夏のインターンシップの案内を受けたんですが、SMITの案内文にフランクな印象を受け、おもしろそうだと思って参加してみました!」

自由な社風で、働く社員たちの優しさに触れた私が、SMITを選んだ理由

▲仕事風景

2人ともSMITのことを知ったのはインターンがきっかけだったということですが、実際に参加してみてどんな印象を抱きましたか?

川村「就職活動の時期に興味本位でSMITのインターンに参加してみたところ、『ここなら働けそう!』と思いました。会社という組織は、制約も多く個人の自由度が低いような、ガチガチなイメージを勝手に持っていたんですが、SMITのインターンを通して自由な社風だという印象を受け、きっと自分にも合うと感じました」

中原「私もそう思います。自由な社風だからなのでしょうか、SMITで働く社員も、インターンに参加している学生たちも、みんなが気さくで優しくて、こんなコミュニケーションが取りやすい人たちが集まる会社って良いなとSMITという組織自体にだんだんと惹かれていきました」


SMITへの入社を決意した決め手は何だったのでしょうか?

川村「仕事の内容と、勤務地です。まず、仕事の内容についてですが、これまで実験系が多い研究室にいたので、実際に装置を触れる機会の多い評価分析という仕事は楽しそうだと思いました。

そして、勤務地についてですが、私は車が好きなので愛媛という地も気に入りました。海も近くて自然が豊かなのでドライブも充実しそうですし、駐車場代も安いので自分の好きな車を所有できると思いました(笑) 。実際に、現在は2台の車を所有しています」

中原「私は、社員を大切にしてくれる会社だと感じたからです。もともと、人に何かを教えることが好きで教員をめざしていました。なので、教員になるか、SMITに入社するか、内定が出てからも随分と悩みました。入社を決めるまで、社員の方が何度も面談をしてくれて、そのとき本当に親身になって相談に乗ってくれたのは嬉しかったです。

最終的には、SMITから『評価分析グループで装置の勉強をした後に、社員やお客様に装置を教える立場をめざしてみるのはどうか?』という提案があり、入社してからも教育に携われるのであればと入社を決めました。社員のやりたいことに焦点を当ててくれる、すてきな会社だと感じました」

難しいだけに、わかったときの喜びはひとしお「評価分析」という仕事

▲仕事風景

入社してから実際に働いてみて、業務内容をどう感じていますか?

川村「評価分析グループは、ある課題について装置を使って実験してみて、設計者たちに実験結果から考察した内容をフィードバックする業務を主に行っています。そのためには、まず装置を理解しないといけないので、入社した4月からずっと先輩社員のそばで業務の説明を受けながら、装置について学んでいます。

難しくてこれまで何もわからなかった装置ですが、最近になって少しずつわかってきた実感があります。設計者はある程度専門範囲がありますが、評価分析グループでは装置全体を触れるので、飽きることなく楽しめています。自分で部品をつけるなど、手も動かせるので、ハード部分に触れるのが好きな人には向いている仕事だと思います」

中原「開発段階の新しい装置に携われるのは、仕事のおもしろさの1つです。設計どおりにいかないことが多いですが、原因を考えるときに学生のころに学んだ物理を活かせられるのが嬉しいです。

私も、最近になってようやくわかることが増えてきたという実感があります。難しい装置でも点と点がつながった瞬間があって、それが学びの励みになっています。全体を理解するのには何年もかかるくらい難しい装置なのですが、だからこそ理解できたときの喜びは活力になっています」

もっと深く学び、教えられる人に居心地良いSMITでめざす、未来の自分

▲仕事風景

評価分析グループは、どんな雰囲気ですか。


川村「明るくて、頼りになる先輩ばかりです。装置が思うように動かないなど、トラブルも多い業務ですが、経験豊富で装置を熟知している先輩たちはすぐに対処方法を思いつきます。複雑な装置を扱うのは大変ですが、頼りになる先輩たちのおかげで職場は暗くならずいつも楽しい雰囲気です」

中原「同じく、楽しくて明るい職場だと感じます。開発部だけではなく、製造部の人たちとも関わることが多いので、業務の合間に雑談をしてコミュニケーションを取るのが息抜きになっています。優しく、気さくな人が多く、インターンシップのときに感じたそのままの社風だと思います」


最後になりますが、2人がめざす未来の姿を教えてください。

川村「まずは、装置をもっと知って理解を深めたいです。設計者よりも装置全体に詳しくなれることは、評価分析職の醍醐味です。いつか、装置を語れるくらいに詳しくなって、その力を活かして新装置をつくるプロジェクトの取りまとめをするプロジェクトマネージャーをめざしたいです」

中原「入社時には社員やお客様の教育者という道も提案してもらいましたが、今は評価分析の仕事がおもしろく、学び足りていないこともたくさんあります。ですから、ひとまず今はこの道で頑張りたいと上司には伝えています。

私も、まずはもっと装置に詳しくなりたいです。そして、事前に知っていたら役に立ちそうなことを設計者に伝えたり、新入社員が抱く『なんでこうなるの?』という素朴な疑問にすぐ答えたりすることができる人をめざしたいです」

 
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